日本保健医療行動科学会

雑誌 第34巻 第2 当事者として感じ,語らう  20203月発行

Journal of the Japan Academy for Health Behavioral Science, Vol.34 No.2, March 2020

Feeling and Talking about Those Affected

をクリックすると別ウィンドウで論文を表示します。
雑誌(旧年報)<バックナンバー> 一覧に戻ります。


雑誌 第34巻 第2号 表紙  (Front Cover, Vol.34 No.2)


Table of Contents (English & Japanese), Vol.34 No.2


〈巻頭論文〉
ささえあいから生まれる「苦悩の語り」と価値認識の変容/梓川 一

〈特別寄稿〉
1. 当事者から学び未来の福祉を語る/山内民興
2. 援助者として当事者理解を考える−第34回学術大会「当事者として感じ,語らう」からの学び−/萬谷和広

T 《焦点1》 シンポジウム
1. 専門職としての関わり方/大坂 歩
2. 心臓病児とともに/春本加代子
3. それぞれの当事者性−能舞台で「当事者」から確証を得た「生かされた意義」−患者の立場から/野直也
4. シンポジウム「それぞれの当事者性」のコーディネート−「修羅能」と「苦悩の語り」に導かれた能舞台での饗宴−/山崎裕美子

U 《焦点2》 わかちあいワークショップ
1. 健康障がいを有する専門職としての矜持/平岡昌典
2. 専門職の“当事者性”を考える/川口美度理
3. 「わかちあいワークショップ:家族の立場」の概要/山崎裕美子
4. ダイアローグによる経験の意味のわかちあい/松本泉美

V 《焦点3》 七夕企画
1. 七夕プロジェクト「私の願い」1/海道志保,佐藤都也子
2. 七夕プロジェクト「私の願い」2−参加者のメッセージから感じたこと,考えたこと−/佐藤都也子,海道志保

W 《焦点4》 ランチョンセミナー
1. 私を救った手/岩井彩香
2. 私の今の思い/森田可純
3. 先天性心疾患を持って生まれて/前田大晴
4. 就労の厳しさ/中村千鶴
5. 一人ひとりの存在が認められ,一人ひとりが大切に思われる社会に向けて/地村貴士

X 《焦点5》 「当事者として感じ,語らう」の再考
1. 立場性でのゆれ−人間として,専門職として,ピアとして,当事者として−/石井秀和
2. 「当事者」のさらなる多様性に向けて−当事者としてのある外国人看護師の事例−/石鍋 浩
3. 専門職が考える地域社会でのコミュニケーションと当事者性/花家 薫
4. すべての人が当事者であるということ/藤田裕一

Y 原著論文
1. Development of a Scale to Measure Self-care Behavior for Temperament to Support Mental Health and the Examination of Its Reliability and Validity/ Toshiko Ueda, Kiyomi Taniguchi, Tsunetsugu Munakata
2. 看護師の自己愛傾向が情動的共感性に及ぼす影響−対人恐怖心性と自尊感情を調整変数として−/神宮寺陽子,岩永 誠

Z 研究ノート
1. 鍼灸師による介護予防活動−運動支援実践者へのインタビューの質的分析−/吉野亮子,黒田研二
2. ヒトパピローマウイルスワクチン推奨世代の接種後の継続的な検診の必要性についての知識に関する研究/桐原あずみ