日本保健医療行動科学会

年報 第25 ヘルスケアの現在と未来-気づきと行動変容のために-  20106月発行

The Japanese Journal of Health Behavioral Science, Vol.25, June 2010

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年報 第25巻 表紙  (Front Cover, Vol.25)


Table of Contents (English), Vol.25


〈巻頭論文〉
ヘルスケアとケアの倫理/谷口文章

Ⅰ 《焦点1》 気づきと行動変容
1. 日本におけるグリーフケアの課題-「おくりびと」は「おくられびと」に「ケアされる人」は「ケアする人」に-/高木慶子
2. グリーフケア -「わいわい食堂」の試みと評価-/坂口幸弘
3. いのちの自立への支援を問う/内藤いづみ
4. 笑いとケア-笑いの治癒力-/西松央一
5. こころはegaoになれたかな?-小児科ボランティア活動における気づき-/神田美子

Ⅱ 《焦点2》 気づきの支援
1. 癒しのプログラム-サイモントン療法-/田村祐樹
2. ナラテイヴ・アプローチの技法/中川 晶
3. 臨床アロマセラピーの可能性について/相原由花,竹林直紀
4. ミュージックセラピーとヘルスケア/石井豊子

Ⅲ 《焦点3》 医療の原点を振り返る-癒しの医学-(中川米造追悼記念シンポジウム)
1. 中川米造における思想形成過程について/友吉唯夫
2. 中川米造「医学概論」講義/後藤幸一
3. 『医学の弁明』,の弁明/小林昌廣

Ⅳ 原著論文
1. NICUに入院した子どもの母親をケアする助産師の体験の本質を探究する過程-研究者の内省を用いて-/木村晶子
2. 看護学生の月経随伴症状と心理社会的要因の関連の検討/小川貴子,橋本佐由理

Ⅴ 研究ノート
1. 看護者のための“聴き取り”技能の開発に向けて-対話場面の意味生成過程と看護者の自己内対話による物語化-/吉村雅世
2. 子ども家庭支援専門職へのナラティヴ・アプローチ講座における学びのプロセス/新川泰弘,中川 晶,吉弘淳一
3. 先天性身体障害者における心理・社会的研究の動向と展望-二分脊椎症者に焦点を当てて-/藤田裕一
4. 高齢者のクオリティ・オブ・ライフに及ぼすライフレビュー法の効果研究/山崎久美子,林 千晶
5. 糖尿病腎症患者における糖尿病治療・療養中断に対する思い/小松実恵子,恩幣(佐名木)宏美,岡 美智代
6. 研修医の抱える問題から示唆された卒前行動科学教育の課題-グループインタビューによる質的分析-/鈴木富雄,阿部恵子,桑畠 愛,河野直子,伴 信太郎
7. 子どもは検査までの時間をどのように過ごすのか-小児がんの子どもが辛い検査を「待つ」過程に着目して-/大西 薫
8. 新卒看護師のパーソナル・コンストラクトが適応プロセスに及ぼす影響-Role Construct Repertory Test (RCRT) による検討-/塚本尚子,舩木由香

Ⅵ 資料
在宅脳卒中患者の心理的QOLに影響を及ぼす関連要因の探索/武田知樹

Ⅶ 鍵概念
「健康と病いの語り」データベース/澤田明子