日本保健医療行動科学会

年報 第22 保健と医療の語り(ナラティヴ)とアート  20076月発行

The Japanese Journal of Health Behavioral Science, Vol.22, June 2007

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年報 第22巻 表紙  (Front Cover, Vol.22)


Table of Contents (English), Vol.22


〈巻頭論文〉
物語的思考の可能性/中川 晶

T 《焦点》 保健と医療の語りとアート
1. 臨床の詩学:ナラティヴ・アート・セラピー/森岡正芳
2. ナラティヴとは?:研究と実践の現在/吉村雅世,紙野雪香,梓川 一,森岡正芳
3. ナラティヴと現場性/小田博志
4. セルフ・ナラティヴ再構築過程における詩的探求/川浦佐知子
5. お産の「語り」−看護のアートにおける表現に関する質的研究を通して−/谷津裕子
6. 時間を遊ぶ,時間と遊ぶ−キューバのリズムは治療的か−/野村直樹,藤原みどり
7. 禁煙に見るナラティヴとアート/三浦秀史,高橋裕子
8. フィーリングアーツとナラティヴ/北村義博,吉岡隆之
9. 連続性のある塗絵線画によるグループ芸術療法/益田 勤

U 《原著論文》
1. 縄文時代における骨折のケアについて−骨折の病理学的状況からの証拠−(英文)/藤田 尚,朝倉京子
2. 看護の専門性に対する伝統的態度(英文)/朝倉京子
3. 「もう一度のいのち」−語られ,再生産されるドナーの「いのち」−/保岡啓子
4. 乳児の身体に象徴的に示される社会関係:コスタリカ先住民ブリブリにおける「シナ」の治療行為から/芽根美保
5. がんばりの促し:小児がんの子どもへの医療面談/松林由恵,戈木クレイグヒル滋子

V 《研究ノート》
1. 糖尿病患者会が糖尿病者におよぼす効果の基礎的検討−患者会入会者と非入会者の2年間の比較から−/桑原ゆみ
2. 糖尿病患者へのSATイメージ療法による事例検討/矢島京子,橋本佐由理,樋口倫子,池野博子

《鍵概念》
1. ヘルスコミュニケーション/蝦名玲子